今日は宮城のebiyanさんと二口を周回する予定でしたが、午前5時半に雨天中止にしました。ただ朝食が済んだ8時頃には雨も上がって10時には晴れ間も出て日が射し始めてきました。何とも悔しく残念でしたので、諦めがつくよう仕事をしております。
さて先日瀬ノ原山に行ってきた事は報告の通りですが、同行のebiyanさんのブログにsoneさんから「岡田喜秋『青春の山想』に瀬ノ原山の記述があった」とコメントがあったのを拝見してから、この本が気になって仕方がない。早速Netの古本屋で取り寄せて読みました。
件の部分は「山登りと経済学」というタイトルの文章にありました。
地図を見ていたらこの山がどうにも気になって仕方がない。戦後の物資や金もない時期に電車に乗って山寺に降り、地元にも知られていないような道のない薮山にわざわざ行く自分は物好きだというようなことが書いてありました。で、帰りのザックは山菜で一杯だったと結んで、「山登りと経済学」ということだったようです。
時代がそうだったのでしょう。全編、自身の山登りを哲学的に捉えた大変真面目な山の本でありました。