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もう30年ほど登っていない中丸山コースで熊野岳へ登ることにした。お清水(おしず)のペンション「Too
コットン」前から仙人沢方向へ入る。天気予報では晴れるらしいが中丸山頂より上はガスが厚くかかっている。 |
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ペンションより少し進むと仙人沢の左岸を上がってくる道と合流する(現在通行止め)。右手に進んで沢へ下る。 |
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昨年春、雪の重みで落下した新しい仙人橋は修復されている。左岸の斜面には雪止めの工事もされている。対岸に渡って少しの間、横幅の狭い歩きにくい斜面のトラバース道になる。 |
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小尾根に上がると歩きやすい道となる。 |
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新緑に癒される。 |
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1250m辺りで仙人沢のビューポイントとなる。日当たりが良いのか、ここだけタムシバが咲き始めている。 |
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美しいブナ林。こういう林は堪らない。 |
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真新しい靴跡がある。どうやら先客がいるようだ。動物の足跡も数種類あり、何だろうと見ていると、藪の奥の方でバキバキと踏みしだく音が聞こえる。カモシカのようだ。 |
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中丸山に近くなると樹高も低くなりシャクナゲが多く見られる様になる。 |
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奥の山頂は薄くガスがかかっている。1510で木道が現れる。 |
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上のポイントから仙人沢を挟んでの南側の風景。 |
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中丸山山頂。 |
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山頂から東側はまだ雪が多く残っている。進行方向にはアオモリトドマツの林が広がっている。冬季は樹氷が美しい。 |
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トドマツ帯に入る前に中丸山を振り返る。ここから先は雪の付いた解りにくい樹林帯。残雪で夏道はなくなっているが左の縁に沿って歩きやすいところを適当に進む。 |
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上のポイントから左の崖に沿って上がるようにすると夏道が現れた。 |
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1630辺りの小ピーク。 |
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上のポイントから南側を俯瞰する。右手には御田の神。避難小屋が小さく見える。 |
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残雪のトラバースを終えて振り返る。雪は締まっているが左又沢へ100mほどの急斜面となっており、奥の雪面に取り付く部分の傾斜で少し緊張する。ここからガレ場までの間はルートを探しながら雪の上を進む。 |
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ガスがかかってちょいと嫌な気分。 |
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1750でガレ場。ここから左に進行方向を変える。 |
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ガスがかかって見通しは悪いが敷き詰められた石を登れば迷うことはない。 |
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「陸奥をふたわけさまに聳えたまふ 蔵王の山の雲の中にたつ」。斎藤茂吉自筆の歌碑がガスの中に薄っすらと浮かび上がってきて山頂がすぐそこだということがわかる。 |
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熊野岳山頂。相変わらずガスがかかっている。 |
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大黒天から登ってきた先客と話をしていると、急にガスが途切れてきて雁戸が見えてきた。 |
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ガスが晴れないままなら往路を戻ろうと思っていたが、青空が覗いている。お釜を眺めて御田の神へ下ることにする。 |
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熊野岳の南斜面から避難小屋を見上げる。 |
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馬の背。風が強い。お釜はまだガスの中。 |
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馬の背を歩いているうちに、ガスはすっかり上がって機嫌よく顔を出したお釜。 |
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刈田方面。観光客が多く見えるので旧リフト沿いに下る。 |
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御田の神避難小屋。 |
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熊野を背景にして。 |
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中丸山を望む。御田の神周囲の夏道は小沢に沿ってあるが、殆ど沢を歩く状況にある。まだ雪が残っているが雪の下は小沢が流れているため踏み抜くと冷たかったりする。 |
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第2リフト終点辺りから登山道を利用する。 |
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お清水。水が旨い。 |
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真壁仁「峠」の石碑。写真clickで拡大し本文が読めます。 |
@Kisobretits
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