卵から生まれた鳥海山と月山

 飽海郡遊佐町、鳥海山大物忌神社吹浦口ノ宮にほど近い所に「丸子」(clickで地図が開きます)という地区がある。以前家族で山形から県道345号を通って西浜海水浴場に行った際に偶々「丸子」の標識を見つけ、「君の実家に所縁のある土地じゃないの?」などと話したことがあった(連れあいの旧姓が丸子だったりします)。
 自分の姓ならともかく特に気にもせず暫く忘れていたのだが、先日、女房に解読できないかととある書のコピーを見せられた。聞くと丸子家に伝わる縁起を記した巻物のコピーなのだそうだが達筆過ぎて読めないらしい。見せて貰うとなるほど、漢字と仮名が交じった見事な筆致の調和体である。凡そは分かるがこういうものは流派によって崩し方も違っているため全ては読めず、知り合いの書家に頼んで解読して貰った。内容が実に面白いのです。色々書いてあるが簡単に言うと、
 「鳳が飛んできて卵を三つ生んだ。一つが孵って鳥海山になり、もう一つは月山になり、最後の一つから丸子親王が生まれた。この親王がご先祖だ」ということらしい。なんというスケールの大きい一族縁起なのでしょう(^0^)。
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 実はこの話、「酒田の伝説と伝承(田村寛三著)」 の中でも、地元にまつわる話として「卵から生まれた鳥海山と月山」として紹介されている。こういう卵生伝説と言うのは朝鮮半島特有の神話とのことで、日本各地にも2~3あるらしい。ということは連れあいは朝鮮からの渡来人の末裔ということか。
 聞くところによると古くは丸子家では卵を食べてはいけないという習わしがあったそうだが、一番の好物は卵という長男の顔と鳥海・月山に限らず全く山に興味のない女房の顔を交互に眺めながら楽しがっている私がいたりする。

2010冬山合宿

この土日は恒例の冬山合宿に行ってきました。
初日は荷揚げのみ。米沢牛特上ロースの焼肉や、鮭トバを炙ったりしてワインで乾杯、3時半頃から宴会が始まりました。
今回は厳しいお目付け役から5時起床、6時半出発と言われているので酒は控えめですが、キムチ鍋をつつき肴を頬張るうちに、持って行ったアルコールはめでたく全て完飲となりました。

翌朝はガスで視界が利かず風も強い中予定通り6時半に熊野岳目指して出発。ブリザードが吹きすさぶ馬の背を進み8時半過ぎに山頂着。
当然一番乗りだと思いきや山スキーの先行者の姿が。どちらから上がってきたのかと聞くと、なんと視界不良で昨日から道迷いし雪洞を掘りビバークしたとのこと。夕べはホテルに宿泊することになっていたとのことで、それなら下界は大騒ぎになっているかもしれないね等と雑談を交わしました(夕べは小屋に泊まったため下界の遭難報道は全く知りませんでした)。同行者のホットレモンティーを美味しそうに飲み記念写真を撮影後、熊野避難小屋までの方角とルートを教え別れました。この時彼に味方したのか、我々へのプレゼントか5分ほどガスが晴れて周囲を見渡すことができました。無理に突っ込まず山頂に戻って雪洞を掘り一夜を明かした彼の対処法はベストで、我々と別れて10分ほどで捜索隊と無事合流したようでした。良かったよかった。
復路はまたブリザードの中、修行のような山行となったのでありました。

下のリンクをclickするとスライドショー表示。写真clickで拡大表示されます。

ぼんだら

立春の4日から冷凍庫のような、まだ厳冬期だったんだと認識させるような猛烈に寒い日が3日間続きました。
街中の自動販売機は中のコーラなどの清涼飲料を凍らせないように電源が入っている状況でありました。
屋根の雪もすっかり融けて気分はすっかり春だったのですが、寒い時は寒くならないとやはりいけませんね。

昨日は裏山を散策してきたのですが、カメラのバッテリーが切れており写真を撮れず。今朝出勤したらオフィスの隣の建物の軒下にぶら下がっている見事なつらら(ぼんだら)を撮ったので代わりにアップしました。

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