葉山 三本橋口から

葉山 三本橋口から 2008/10/18
 以前感動した真っ赤に色づいたトンボ沼から奥の院の景色を再度見てみたいと思い立って出かけてきた。残念ながら山頂の紅葉は既に終わっていたが、天気に恵まれアプローチの紅葉は光り輝き素晴らしい山行となった。 登山口→0:32→大清水→0:10→丸松山→0:28→休みの松→0:36→奥の院→0:44→大清水→0:27→登山口(計 2時間57分 単独) 1/25000地形図(葉山)
登山口。駐車スペースは5台程度。水場があるが涸れている。既に車は3台停まっている。
沢の右岸沿いに続く、暗くない杉木立の登山道。click二万五千図では沢沿いに進み1040ピークの南側を抜け北に折れるよう記載されているが、実際のルートはエアリアが正しい。
ダケカンバの美しい大清水を過ぎ、ロープの張られた滑りやすい斜面を登ると写真の標識がある。矢印の方角が微妙で薄い踏み跡などもあり悩ましいが、良く見ると正しい方向への矢印が描き足されている。二万五千図に記載されている祓川へのルートの踏み跡は薄い。
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1040ピークの南東のコルには「丸松山」というプレートがある。どうやら1040を丸松山と言うらしい。click
上の写真から緩く沢に下る。 右岸→左岸→右岸と飛び石で渡り、もう一度左岸に渡り返すが、ここで道が二手に分かれる。左側の沢沿いに登っていく道の方がはっきりしており誘い込まれそうだが、山頂へのルートはあまり明瞭でない右手になっている。click 踏み跡の薄いステップのない斜面を登っていくと奥の院からの尾根を乗り越す。尾根に取り付く前のへつりが少し嫌らしい。強烈な熊の匂いが漂う。「臭いぞ、お前!」と熊よけの声を上げる。
 尾根道は急だが、ふかふかで足に優しい。click
標高差300mを一気に登る。ルートの脇が笹になり、右手下に十部一峠からのルートが見えてくると間もなく合流地点のトンボ沼。click  
奥の院から山頂方向。click
葉山神社奥の院。
少し下って山の内コースを見る。click 天気の良い秋の紅葉シーズンだというのに良いのに誰もいないことに驚く。 トンボ沼まで戻って先週行ってきた月山を正面に眺めながらしばし休憩。寒くなってきたので往路を戻る。
 
すっかり葉を落とした冬枯れの林。click
陽が射し輝く登山道。click
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 大清水を過ぎたあたりで、初めての登山者と会う。4名パーティーの先頭の方は近くなるまで私に気付かず、声を出してびっくりしていた。そんなに熊と似ているかしら(^_^メ)。
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  • コメント (4)
    • ebiyan
    • 2008年 10月 20日 4:57pm

    紅葉は1000m以下に下がってきましたね。
    冬枯れの景色も渋めの紅葉もそれぞれ味があって好きです。
    往復3時間くらいのコースなんですね。
    アクセスが遠くても車道が酷くてもなんとか行けそうです。
    来年にでも歩いてみようと思います。
    ほかの車の人たちはきのこ採りでしょうかね。

    • みいら
    • 2008年 10月 20日 7:50pm

    ebiyanさん、お晩です。

    紅葉は十部一峠から大師峠間の国道沿いが綺麗でしたよ。標高で言うと7~800m位ですね。1週間で随分と下りて来てしまいました。
    冬枯れも良いんだけど、でもここに関しては真っ赤な紅葉が秀逸です。

    先客はどうやらキノコですね。途中1人ナメコを採ってましたしたから。

    復路は結構駆け下りてきましたが、エアリアのコースタイムほどはかからないと思いますよ。

    • SONE
    • 2008年 10月 20日 8:33pm

    三本橋コースはドウダンの時期に歩きましたが、紅葉シーズンもまた格別ですね。
    昔は三本橋沢をそのまま遡行して山ノ内道に抜けていたらしいので、何時か登ってみたいと思っていました。
    危険箇所がない沢歩きが楽しめるみたいですよ。
    きっとお宝が見つかると思います。

    • みいら
    • 2008年 10月 21日 10:11am

    SONEさん、こんにちは。

    > 昔は三本橋沢をそのまま遡行して山ノ内道に抜けていたらしいので、何時か登ってみたいと思っていました。

    へぇ~、初めて聞きました。ということは山菜道だと思ったあの沢沿いの道が、昔のコースだったのかしらん。
    キノコ採りの皆さんはそちらの方に上がっていったのだろか・・・。