二ノ滝コース

二ノ滝コース(千畳ヶ原から幸次郎沢・河原宿・滝ノ小屋)

2003/09/28

二ノ滝登山口→0:20→二ノ滝→0:23→三ノ滝→0:26→伝喜太氏小屋跡→0:11→森ノ清水→0:29→喜助平→0:34→月山沢渡渉点→0:41→T字分岐→0:45→月山森分岐→0:19→河原宿→0:47→鳥海高原ライン駐車場  計4時間55分  (休憩含まず  2名)    1/25,000地形図(吹浦・湯ノ台・鳥海山)

良いコースだ。苔むした岩、美しい沢、美しい数々の滝、どこまでも続く美しいブナ林、どこまでも続く美しい草原。表玄関の鉾立コースとは趣を全く異にするが、ここもまた鳥海山である。もし、あなたが静かな鳥海山を楽しみたいと思ったら、本コースを登られたし。二ノ滝から登らずして鳥海を語るなかれ。

 
鳥海高原ライン駐車場に車を1台置いて、二ノ滝口に向かうことにする。素晴らしい天気だ。Click
40分ほど移動して一ノ滝駐車場。ここからは二ノ滝コースと万助道の二つのルートがついている。トイレが新しくとても綺麗になっていた。    
登山口。
美しいブナ。Click  
一ノ滝神社。

 

一ノ滝。左の神社の右手に滝を見るための階段がついている。Click  
登山口から20分ほどで二ノ滝に着く。ここまでは家族連れのハイカーも良く見られるが、橋を渡って登山道に取り付くと途端に人はいなくなる。Click
二ノ滝の橋を渡って苔むした石段を登る。滝壺で魚釣りをしている人が3人ほどいた。Click      
三ノ滝の少し下の西ノコメには新しく狭霧橋が架けられていて、万助道と連絡している。
 
三ノ滝。途中には「間の滝」もある。  
この辺りはあまり人が入らないような鬱蒼とした感じがある。玉粋ノ滝・額絵ノ壺・仙龍ノ滝・雲竜ノ滝と次々に現れる滝を見るのに結構忙しい(^^;。
白くて綺麗なブナ林が果てしなく続く。      
アガリコ。ブナの美林にも漸く飽きてお腹が一杯になってきた頃、森ノ清水に着く。清水とは言っても水は殆ど流れていない。この先、道が一部分かりにくいが目の前の小尾根沿いに涸れ沢を上がって行く。やがて尾根が平らになり道が合流すると一度下りになり、小沢を何度も超えるアップダウンの多い道となる。ミヤマダイモンジソウがちらほら。
喜助平を過ぎ急登をぐいぐいよじ登り、ブナから潅木帯になると龍ヶ滝・龍頭滝・不動滝とスケールの大きい滝が次々と現れる。写真は龍頭滝。Click          
 
1147から天主森方向を眺める。  
不動滝。Click
不動滝の展望から僅かに歩いて左に下ると月山沢渡渉点。飛び石で右岸へ。Click  
ここは雨天時は増水して渉れなくなります。このルートを下山に使う場合は要注意です。Click
沢を右岸に渉って直ぐ1576ピークを望む。良い感じで紅葉が始まっている。    
渡渉点から馬の背に上がって。
傾斜が緩くなった1350辺りから千畳ヶ原方向を見る。いよいよ桃源郷の始まり。Click    
伸びやかな美しい草原。湿原保護の木道が新しく木の香りがする。オゼミズギクがまだ少し咲いていた。Click
歩いてきた道を振り返って。うーん、素敵だ。Click    
T字分岐付近で大休止と決め込む。雲上の楽園で昼食を摂る。Click
笙ヶ岳本峰・二峰。Click    
少しガスがかかっているが鍋森方向を眺める。Click
七五三掛方向を望む。ハクサンフウロが少々。Click

池塘と草紅葉

 

東側からT字分岐方向を振り返って

右のピークが月山森で中央が幸次郎沢。黄紅葉がアクセントになって美しい。この少し手前でタヌキと遭遇。慌てて笹薮に隠れてました。Click
  幸次郎沢は写真のようなゴーロになっていて、岩を掴んでがしがし登る。水は殆ど流れていない。
 
月山森分岐から月山森を見上げる。当初の予定では山頂に上がり三ノ俣道の偵察をする予定であったが、時間の関係上通過することに。ベニバナイチゴの実を摘んでいる人達を見かける。    
  1595からボタ池を見る。Click
 
河原宿小屋が小さく見える。トイレの改築か、小さな建物を建築中であった。小屋の前の沢はもう涸れていた。Click    

八丁坂の途中から眺める、湯ノ台コースと滝ノ小屋。それにしても、鳥海の固有名詞に使われる「の」は殆どカタカナの「ノ」であるため変換がとても面倒だ。 

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