小東岳 仙城ヶ岩から

小東岳(こあずまだけ)(仙城ヶ岩コースから甲岩下銚子滝コース周回)

2003/06/08

登山口→0:20→仙城ヶ岩分岐→0:22→大岩→0:20→所部分岐→0:30→甲岩分岐→0:30→小東峠→0:15→小東岳山頂→0:25→甲岩分岐→0:18→甲岩→0:05→銚子滝→0:25→仙城ヶ岩分岐→0:10→登山口 合計3時間40分(休憩含まず 単独) 1/25,000地形図(山寺)
二口山塊の主峰大東岳と対を成すような名称であるが、山容はすり鉢を伏せたような大東岳に対して、小東岳はピラミダルで対照的である。アプローチは県境稜線と樋の沢方面からが一般的だが、山形からも周回ができる二つのコースがある。ただ山形市発行の概念図には「山が深く道が悪いので、遭難事故が発生しやすい所です」と注意事項に記載されている。銚子滝コースは国土地理院発行の25,000分の1地形図にも記載されていないため、今回はルート調査を目的として入山することにした。
小東橋を渡ったところが駐車場。かつての奥山寺キャンプ場の跡地である。

登山口は橋の手前から。入ると直ぐ道は左右に分かれ、道幅が広く登りになっている左側に誘われて30歩程入ってしまったが、再度地形図を確認し右の正しいルートに復帰する。

 

少し歩くとロッククライミングのフィールド「黒岩」への分岐となる。ここは左の道に進む。

カブト沢の左岸のトラバース道。シダ類が繁茂している。ミヤマトウキの匂いがするが見つけられない。人が入らないのか蜘蛛の巣が登山道を横断していて顔に引っ掛かってばかりいる。棒切れを拾い蜘蛛の巣を払いながら進む。

 

20分ほど歩くと甲岩方面と仙城ヶ岩方面への分岐がある。ここは仙城ヶ岩方面にルートを取り沢に下りる。

下る途中に木立の間から仙城ヶ岩が顔を出す。

 

地形図では渡渉した後、北に直登し仙城ヶ岩の西側を巻くようにルートが記載されているが、実際は東から北に向きを変える支沢沿いにルートがあるため、渡渉した後は右手の岩を目印に進む。一度左岸に渉り、暫く進むと現れる大岩のところで右岸に渉り返す。ノビネチドリが可憐である。

凡そ720で沢筋を離れ南斜面のトラバース道になり、左に折り返したところが所部との分岐の780。分岐からは尾根を進むように記載されているが、ここも実際は北側の斜面のトラバース道である。展望は全くきかない。アイコがまとまって自生していたが、食べるにはちょっと伸び過ぎている。 

998ピークの北側をトラバースする登山道はかなり荒れていて、至る所で倒木が道を塞ぎ草薮が道を覆い、登山道の整備はなされていないようである。写真はまだ道がはっきりしているが、一部登山道が分からない箇所がある。

950甲岩・小東峠分岐。標識には峠まで0.1kmと書かれてあるが峠までは直線距離でも地形図で2.5cm、ざっと625mはある。1kmの誤りかもしれない。

 

標識から30分で小東峠に到着。漸く展望が開けた場所に出る。写真を撮っていると地下足袋の4人パーティーが小東岳方向から降りてきて、樋の沢へと下った。格好をみると沢やさんではなく笹竹採りの様だ。

登山口から1時間40分ほどで山頂に到着。峠からの途中サラサドウタンのトンネルがあった。山頂にはウラジロヨウラクが咲いている。ビールを飲みながら暫くのんびりと過ごす。

 

東南の山の連なり 

復路は甲岩方面にルートを取る。

綺麗なブナ林。ここを過ぎると大きな岩の間を通る崩れやすい道となる。沢に下りる直前に背丈の高い草薮に登山道が遮られ道を失う。登る途中に拾った棒切れでなぎ倒しながら進む。

 

分岐から下って750辺りで沢に下りる。直ぐ沢を左岸に渉り(見つけにくく赤テープをつけた)進むと甲岩の展望所に着く。県境稜線から見下ろした眺めと全く違い、その迫力に圧倒される。先に進むと道は沢へと下降し銚子滝が現れる。一部のガイドマップには「善蔵コース」があるように記載されているが見つけられなかった。

銚子滝。下山ルートは沢を20m下ってから右岸へ。昭文社のエアリアではカブト沢の左岸にルートが記載されているが誤りで、実際は660辺りで左岸に渉るまでは右岸の南斜面をトラバースすることになる。暫く雨らしい雨が降っていないので水量は多くない。

 

南斜面のトラバース道。ミソガワソウがちらほら。

マークはないが写真のような滝がある。、この滝の落口のほんの少し上流で左岸に渉ることになる。間もなく仙城ヶ岩との分岐になりあとは往路を戻る。駐車場に到着すると大鍋に味噌を入れて何か煮ている人たちがいる。聞くと山形市の市民ハイキングで60名ほどが遊仙峡に入っているらしい。下山後ここで鍋を振舞うとのこと。誘われたが御礼を述べて帰路に着いた。

 



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