虚空蔵山・経塚山ほか

虚空蔵山・経塚山・秋葉山・白禿山・高新山 2004/03/21
末広滝口→0:30→虚空蔵山山頂→0:27→末広滝口  計57分  (休憩含まず  3名) /  経塚山P→0:13→経塚山山頂→0:17→西山ふるさと公園・秋葉山登山口→0:07→秋葉山山頂→0:23→高新山→0:07→西山ふるさと公園・秋葉山登山口→0:20→経塚山P  計1時間17分  (休憩含まず  単独)
 
 この山域一帯は「西山」と呼ばれ上山市民の憩いの裏山である。登山道は縦横に巡らされ、また登山道脇には歌碑が設置されたりしていてハイキングコースとして整備されている。ただ生物学的に貴重な山域であるのでマナーには充分気をつけて入山したい

西山(上山)概念図 Click

末広滝口。車は縦列に2台ほど止められる。登山道は僅か上流に移動して沢を渡るが、折角なので滝を眺めに下りる。
末広滝。地元では不動滝と呼ばれている。なかなか雰囲気のあるところで、最近は心霊スポットとして人気があるようだ。
沢を渡ると右岸沿いに道がついている。ただ東側の登山口と違いこちらのルートは少し荒れている。間もなく西の枝沢の左岸沿いに進むようになる。今回は虚空蔵山に登りたいと言う親父と近所のおじさんを連れての山行。二人とも山菜取りが大好きなので一般道からは登らず、山菜の下見を兼ねて敢えてこちらのルートを選択する。

この辺りには標識はないが方角さえ間違わなければ問題はない。写真には写っていないが右手に虚空蔵山北西の小沢が落ち合っている。

250分岐。
県指定天然記念物「デワノハゴロモナナカマド」。
虚空蔵山山頂。ここに高舘城が建っていたらしい。休憩していると仙台からの一行、20名ほどが登ってきた。一気に賑やかになる。「にんにく」ご馳走様でした(^^)。
山頂からの東望。左は瀧山、中央は蔵王連峰、右は三吉山。写真には写っていないが右手に小さな2つのピークを持つ二ツ森山、どっしりとした番城山、なだらかな不平山が美しい。
樹間から経塚山(右)を眺める。左は468の大平山(だいひらやま)。登ってきた道を下山する。この後の行程は単独行。車で経塚山駐車場まで移動する。
経塚山駐車場。10台ほど停めるスペースがある。
気持ちのいい登山道。 Click
赤松林の山頂。ここはマツタケ山で有名である。もっとも止め山になっていて採取はできない。
山頂の四阿。ここから東側の登山道を九十九折りに下る。
マンサクが咲いていました。枝の方にピントが合ってしまいました。あしからず。
経塚山・277秋葉山・白禿山・高新山に囲まれた鞍部は温泉街から車で5分という近さにもかかわらず、素晴らしい自然が残っている貴重な地域である。現在「西山ふるさと公園」として市で管理をしているが、ここの湿地帯にはハッチョウトンボやイトトンボ・ヤンマ等の昆虫や絶滅危惧種であるメダカなども生息している。またヒメサユリやニッコウキスゲも見ることができる。
山頂手前にタムシバの蕾が。これもピントが向こう側に行ってしまいました(^^;;;。いやはや。
秋葉山山頂。ここから東側を240の鞍部まで下り、そこから300白禿山に登る。登りきった所は白禿山の20mほど北側なので僅かに右へ進む。山頂には四阿がある。

左のとんがりが三吉山、手前左は白禿山、中央の一段低い山が秋葉山、その斜め右上の小さな尖がりピークが虚空蔵山で右手の丸い山が経塚山。Click

330高新山山頂。「高新山」ってもしかしたら庚申信仰の山だったのかな?
山頂から310の鞍部まで下り、そこから少し西にトラバースし南西の尾根を「八幡堂川へ」方向に進むと、「西山ふるさと公園」に下ることができる。後は秋葉山を登り返して下山する。登り返す途中、下山して来た仙台からの一行と会う。
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