火打岳(砂利押沢から富貴新道)
火打岳(砂利押沢から富貴新道) 2010/10/24
富貴新道口→0:44→砂利押沢分岐→2:08→750二俣 →0:31→キャンプ場→0:15→砂利口分岐→1:06→火打岳→2:23→富貴新道口 計 6時間07分 (休憩含まず 2名) 1/25,000地形図(神室山)
本来この日は丁岳・真室川ルートからの縦走を予定していたのだが、林道の崩落による通行止めで来年に延期となったため、これも長く宿題になっていた砂利押沢を歩くことにした。同行者は同じく丁を一緒に歩く予定だったあかねずみさん。 下山口に車を置いて出発。時折立ち止まって周囲を眺めながらゆっくり歩いて砂利押し沢の分岐に到着。以下、写真Clickで拡大します。
土内川・砂利押沢合流地点からやや西側、崖マークの途切れた河原が渡渉点。浅そうだが膝下までの水位。長靴でざぶざぶ渉ったら少しく水が浸水。
渡渉すると写真のような杉林となる。修験道の名残りの常楽坊跡の標識がある。
杉林を抜けると左岸の道幅の狭い高みのトラバースになる。さほど緊張を感じず通過すると黒滝沢を分けた尾根を左に見て砂利押沢に緩く下って行く。ここからは何度も渡渉を繰り返す。
途中コンパスと地形図で沢の同定をしながら進む。秋田からのタンデムの方に追いつかれ先に行って貰う。 写真はエボ(良)沢。ここを詰めるとエーボーという伝説の大男が住んでいたというエボ穴と呼ばれる洞窟があるらしい。
沢を詰めると700で二股に分かれる。正面の尾根はその合尾根で、当初はここを上がっていくのだと思っていたが踏み跡は右俣の方についている。戻る事も考えながら登っていくと・・・。
再び二股になりその合尾根にプレートが付けられている。 つまり700の二俣では右俣方面に進み750の再度の二俣で合尾根を登ることになる。
それにしてもこの小尾根は急。細い九十九折の道が切られているがそれでも急だ。急斜面の途中で小又山に幕営したという年配の二人組とスライドする。
標高にして40mほどガツんと登ると雰囲気の良い緩い尾根道となる。
750二俣から30分弱で右手にキャンプ場。水場は登山道を5m程進んでから左手の沢へ。
吊り橋の下山口を出発から3時間半で砂利口分岐に飛び出した。左に少し上がって東に伸びる主稜線の小又山を眺める。
そして振り返って火打岳を眺める。火打北峰の尖がりが顔をのぞかせている。
大尺山の山襞が素晴らしい。1000mちょっとの山には見えない風格。
いよいよ火打北峰が迫ってくる。ルートはあのてっぺんを超えていく。
あかねずみさんがポツンと小さく山頂直下で張り付いている。写真click。
意外と広い山頂。
火打岳山頂。中央奥に神室山。 山頂には単独の2名の先客。ほどなく途中追い越して行かれた方々が到着。途中寄り道をしていたとのことでいつの間にか我々の方が先行していたらしい。話をしている内にお一人があかねずみさんの山友とお知り合いで、且つ単独の方のお一人とも先週栗駒でお会いしていたとの事。急に山域が狭くなった。(タンデムの方はそれぞれ「こんなこと、あんなこと2」「黒森通信」のブログを開設されているとのこと)
ゆっくり昼休みを取っていたら風が冷たく体が冷えてきたので富貴新道(火打新道)を下山する。 火打岳からの北西尾根を下り、三つ目のピークを緩く下り始めたところで右手に曲がり1089へ。そこから641へと続く尾根を下っていく。
1060辺りで水場のプレート。西に50mとのことだが未確認。
吐出沢に下る直前の等高線が混んでいるところは垂直に下降しているような猛烈な傾斜となっている。 前回来た時は吐出沢から橋に向かうところが藪になっていたが、すっかり刈り払われ整備されていた。
ありゃっ、専属モデルになってだ(笑)
今年は凶作と思っていたミズナラのどんぐりが落ちていたり、思いのほか
ブナの葉っぱも残っていて、ほっとする森でした。
滑りやすいところ多々ありましたが、転んで怪我しても先生といっしょだ
から安心!と思ってると案外転びません。
全山縦走にはこだわりませんが、神室~小又~火打のラインは歩きたいで
すね。
く〜!
時期も時期だし、いい感じですなあ。
あな、裏山し。
せめてブナ原生林の散策にでも出かけたいもんです。
@あかねずみさん、お早うございます。
専属モデル、お疲れ様でした。バランスが良いので安心して見てましたよ。
途中見えてた山襞の大尺山から槍ヶ先・八森・杢蔵山方向も良いですよ。今度、少しずつ歩いて繋げましょうか。
@きくちゃん、お早うございます。
先日の山では標高600m当たりでした。名古屋は紅葉にはまだ早い?
そう言えばもみじで真っ赤になる有名な紅葉のスポットが名古屋にあったような・・・。
あの山襞は、うっとりする上等な山襞でした。
雪のついているときにも見てみたい・・・かなりおいしそうな生クリームつきの
山襞になるに違いない。
車二台で行けば、縦走もできますねぇ。
ご無沙汰しております。
相変わらずの渋い山行いいですな。ここはオラも二年ほど前に逆コースで周回したので懐かしく拝見しますた。
健脚コンビなのであの急登もスイスイだったのでしょう。
いいなあ…
オラは相変わらずのバカげたスケジュールにあえいでおり、やっぱりその日は職場に泊まり込み状態でしたな(笑)
もう病は末期的様相を呈しており余命幾ばくかの状態です(大笑)
こんにちは。火打岳山頂でご一緒させていただいたものです。
山頂から下山にかかり、ぽつぽつとキノコが・・・・。遊び心満載で楽しく
降りました。またいつかご一緒できればと思います。
私たちは山屋・沢屋と小屋屋でこよなく東北の山、沢、小屋を楽しんでます
これもまたご一緒できればと思います。
こんにちは。最初はこんなところにキノコ????
と思ってました、しだいに遊び心が見え隠れ。
いつか小屋どまりでご一緒したいなとおもいました。
みいらさんの言ってるのは、足助町(現豊田市)の香嵐渓界隈のことですね。
色づく頃には観光客が車で大挙しておしかけるため
大渋滞になります。
春は春でカタクリの華見物客で大渋滞します。
牙が無くて負けるのがわかっているので
やる気の全くないコブラとマングースの対決!
があるヘビセンターもあります。
(ヘビの)動物虐待じゃないかとも思いまするが。
原生林はもうちょっと奥の長野県堺です。
火打ってあるので信州まで遠征したのかと思いました。笑。
@あかねずみさん、おはようございます。
襞フェチに皺フェチ。
車二台なんて、もうやる気満々ですな。あ、その前にながぐづ買わなければ。
@lisonさん、 ご無沙汰してます。
相変わらず下界の藪漕ぎで蔓に絡まっておられますか。
医聖ヒポクラテスは「人は自然から遠のくほど病気に近づく」と教えていますが、自然=本質ともとれるそうで、私ももう少しでホントの病人になるところでした。
lisonさんもどうぞご自愛下さいませ。
例の調べ物の件で庄内に行かねばと思ってますが間もなく冬になってしまいますなあ。
@沢Dayさん、おはようございます。コメントありがとうございます。
山頂では楽しい時間をありがとうございました。
キノコは・・・きっと手に取ってくれるだろうという確信のもとやんちゃしてしまいました。
なかなか土曜日休めないのですが、小屋泊山行は私も大好きです。いずれまたご一緒致しましょう。
@きくちゃん、おはようございます。
観光地ではおばちゃんに敵いませんなあ。
肉体的・精神的に頑張らなくとも癒される見どころはきっとあるでしょう。
新しい地でそれを探すのも楽しいかもしれません。
山形が広すぎるので、長期休暇を取らないと信州まで行って来れないかも。
おはようございます。
いい色でえすねえ。雪降る前でベストでしたね。
このコースは2008年にsoneさんに同行させていただきました。
急登を上がると稜線に飛び出すのが気持ちよかったなあ。
テント場は縦走したときに泊まったことがあります。
水場は赤水であまり美味しそうには思えなかったね。
神室小屋が出来上がると色々なプランが浮かびそうですね。
たのしみですなあ。みんなでいきましょう!・・・ね。
@鯛金さん、おはようございます。
草藪も少し落ち着いてましてベストの時期だったようです。
ホント、稜線にポンと飛び出す感じが良いですね。風景が一変します。
小屋ができたら縦走も良いですね。
稜線にぽんと飛び出して、さらにその先で「とんがりがひょっこり」が
よかったです。
ガスだったら、あの感動がなかったでしょうね。
天気に恵まれてよかった。
来年はぜひ縦走してみたいものです。完全縦走じゃなくてもよいので、日帰り
でできるとこでもいいかなぁとも思いますが、新しいきれいな小屋にも泊まっ
てみたいかな。
山頂でごいっしょしました黒森通信です。
HP拝見しました、山形の山が詳しく紹介されていて、
今後の山行きの参考にさせていただきたいと思います。
またご一緒出来たら嬉しいです。
11月初めは会の山行で禿岳と川渡温泉です、
私は温泉にウェイトをおいています。
@黒森通信さん、拙サイトにようこそ。
山頂では楽しい時間を過ごさせて頂きました。
寒くなってきたので温泉良いですね。ただ下山後の温泉はビールが飲みたくなっていけません。運転手付きだと良いんだけど。(^^;
またご一緒致したいですね。今後とも宜しくお願いします。
どうしてみんなそんなにビールが飲みたいんでしょうね(笑)
おいらにとっては「苦くて臭くてまずい」代物です。
ということで、ソフトクリームくらいしか誘惑がないから、運転手いつでもOK
でございます。
おお、それは良いことを伺いました。
そう言えば地ビール月山の生、暫く飲んでないなあ。 お礼にチェリーランドに寄りましょう。