五段山・地蔵山

五段山・地蔵山ピストン(大日杉から)
2005/08/28 
平成22年現在、吊り橋は使えません。標識も撤去されています。
大日杉→1:13→こぶ山→0:32→五段山→0:39→牛ヶ岩山→0:40→地蔵山→0:33→牛ヶ岩山→0:27→五段山→1:29→大日杉  計5時間33分(休憩含まず 単独) 1/25,000地形図(岩倉・川入)
今回は燃料のガスカートリッジを車内に置き忘れて途中下山した今月初めの計画のリベンジである。前回は地蔵山と地蔵岳の周回だったが今回は地蔵山までのピストン。
小屋の前の道を20mほど進むと左に下る五段山登山口がある。揺れる吊橋で沢を渡る。
水場。天気が続くとかなり細くなる。下草が煩い道を上流方向に進むと標識があり左に折れ急登となる。
915辺り。西の展望が良い。本山にはガスがかかっている。2000年に登った時は「楢の木眺め」とか「抱かれ松」等と書かれた木のプレートがあったがすっかり消失している。ネーミング通り、背中をもたれて身を任せている女性を、後ろからそっと抱きかかえているような姿の二本松も何故か見当たらない。五段山までは標識のような目印になるものはない。
500mを一気に登るとこぶ山。風が通る南側の鞍部で一休みする。写真は五段山方向を見上げたところ。西の三国岳へと続く稜線には福島側からガスがわき上がって山形側へ落ちようとするが、風で吹き戻され稜線を東に滑る様に流れている。五段山を目指して登ると左手から尾根が合流するが、ここが鏡岩。岩を縛るようにロープが横に張ってあり手がかりになっている。山頂へは尾根の北側を巻く様にしてもうひと登り。
五段山。写真は牛が岩山方向から分岐を眺めたところ。左が大日杉、右が谷地平方向。急に手入れの行き届いた登山道になる。
綺麗に刈り払いされている。
一部、登山道が掘られて涸れ沢のようになっている。
登山道と言うよりも参道と言えそうな広い道。
湿地帯が現れる。行く夏を惜しむように山吹色に色褪せたキンコウカが咲いている。
そこのけそこのけ芭蕉が通る。以前来た時はかなり多く見かけたが、今回はこの一株のみ。何故になくなってしまったか。
清楚で可憐なイワショウブ。
三国岳から種蒔山間の標高点1719の北のピークが鋭く尖り目だっている。
牛ヶ岩山頂
山頂から少し西側にビューポイントがあります。三国小屋から種蒔山・草履塚・御秘所・本山への連なりが眼前に広がります。click
地蔵山が近づくと左側が切れて高度感を感じるようになる。
1400辺りのなだらかでピークと呼べないようなピークにある、見れば見るほど訳がわからなくなる二つの標識。
地蔵山。本日はここまで。三国岳方向は以前のように藪はかかっていない。ただ小屋跡への踏み跡は完全に消失している。山都の川入ルートから直接山頂に上がる道も廃道になっているのであろう。往路を戻る。
ベニナギナタダケ。食用になるそうだがおいしそうには見えない。
五段山で我慢していたビールを飲む。まだギンギンに冷えている。んまい!!分岐から大日杉方向に進路をとると最初は草が被っている為、初めて利用する際は不安になるかもしれないが、最初だけです。
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