一区切り(タケノコ採り)

天気の良い昨日の日曜日は今年初めての野球練習をキャンセルし、爺様が趣味でやっているさくらんぼ収穫作業の手伝いでした。 5本ほどあるさくらんぼの木も、今年は猿に7割ほど食べられてしまい人が食べる分は樽の食べ残しだけとなってしまいました。収穫間近だった晩生の紅秀峰も昨日畑に行ったら見事に食べられてしまってました。 ということで、その足でタケノコ山に行って参りました。 あとは焼筍用とおすそ分け用の皮を剥いてない奴が同じくらい。夕餉はタケノコ三昧でした。 これで山菜採りは一区切りで来週は山登り・・・じゃない。会議が入ってました。(^^;;;

「昔は良かったなあ」史観・・・

日曜日の昨日は当初タケノコ採りを予定していましたが、天気が良くないのと、まだ少し早いという情報が入ったので中止し、ちょっと気になっていた映画を見てきました。「ミッドナイト・イン・パリ」。 山の話題とはまったく外れます。 簡単に言ってしまえば結婚を前にして夢と理想を求めたい男と現実的な女の恋愛ものですが、そう単純ではありません。ここからは完全にネタばれですが、実際に映画を見る場合は結末を知っていた方が実はより楽しめるという実験データもありますので敢えて話を進めます。 売れっ子脚本家の主人公ギルは自身下らないと感じている制作をやめて今後は小説を書きたいと思っています。婚約者とその両親とパリに婚前旅行に来ているが、実は収入が少なくなってもこのまま憧れのパリに住みたいとまで思っている。婚約者のイネズは裕福な家の娘で、結婚したら旦那にはこのまましっかり稼いで貰ってアメリカで優雅に暮らしたいと考えている。 そうした懐古主義者と現実主義者の心のすれ違いから、夜の街を彷徨っていたギルはたまたま通りかかったクラシックカーに乗せられタイムスリップし1920年、黄金時代の芸術家のサロンに連れて行かれる。そこにはスタンダードナンバーの作曲で有名なコール・ポーターがピアノの弾き語りをやっていてフィッツジェラルド夫妻・ヘミングウェイやピカソ・ダリ等と錚々たるメンバーが登場する。この辺りは悪のりのようで底抜けに楽しい。そしてピカソと付き合っているというアドリアナという美女と恋に落ちる。 ギルはプレゼントを用意しアドリアナに付き合って欲しいと告白する。色々と語り合っている内にギルは2010年代から憧れの時代にタイムスリップしてきていると打ち明ける。この時代が好きだと話すと、アドリアナは今の時代よりも昔の方が良かったと言い始める。そして二人はキャバレーでフレンチカンカンを踊るムーラン・ルージュの1890年代に一緒にタイムスリップし、ロートレックやゴーギャン、ドガらと出会う。ロートレックは今の時代よりもルネッサンスが良かったと二人に話す。 ギルは憧れの時代においても当時生活していた人たちには昔は良かったと感じるものなのだと実感し、この古い時代に残るというアドリアナと別れる。 当時の文化人について何も知識がなくてもラブストーリーとして単純に楽しめるが、興味のある方にはこの映画は抜群に楽しい。時々出てくるコール・ポーターが最後のオチに絡んでいたり、ロダン美術館の説明員がサルコジ前フランス大統領の奥さんだったりするのもちょっと良い。 過去は美しく、今を生きるのは苦しい。それでも「今」には希望がある。そして未来がある。ギルはそれに気付いたから現代で生きていく決意をした。そして本当に自分がやりたいことをやるためにパリで生活していくことを決断する。雨のパリは素敵だとレコード売りの娘と濡れて歩いて行くエンディングはとても心地良い。

オゼコウホネ他

昨日6月10日は業界のボランティアで東根のさくらんぼマラソンに行っておりました。 天気予報に反して雨にも降られずまずまずのお天気でしたが、1時過ぎに終了したあとの時間が勿体ないという事で山形市の野草園を眺めてきました。6月にはオゼコウホネが咲くのです。 ひょうたん池の奥に群生。アップではなかなか見れない花です。

240604

蔵王・二口山塊に「神室周回(仙人沢口から)」を追加しました。こちらからどうぞ。

小百合ちゃんの様子は・・・

そろそろ小百合ちゃんの季節という事で、早朝に上山市秋葉山へ行って来ました。 咲いていたのはほんの僅か。殆どがいまにも咲きそうな蕾でした。日曜日には見頃になるかも。 場所を移して三吉山へ。登り口の金生熊野神社フラワーガーデンのニッコウキスゲも見頃だろうと訪ねました。 こちらはピークがやや過ぎた感じです。