この秋のキノコ狩り・・・
山にも行けないのに、9月も半ばになって「今年のキノコはどうかなあ」等と考えておりました。
でも山脈を中心に放射線量が高いことから、キノコの採取はどうなんだろうと気になりちょっとぐぐってみました。
で、ヒットしたものご紹介します。
野生キノコ出荷停止へ 農水省・福島県、放射線検査強化:asahi.com
チチタケが基準の1キロあたり500ベクレルを超えて、なんと古殿町で3200ベクレル、棚倉町では2万8千ベクレルが検出されたそうです。
更に、
キノコと放射線セシウム
これによると、キノコはセシウムを濃縮しやすいらしい。うーむ。
さて、そういうことになるといったいどの辺りの汚染度が高いのかが気になります。
群馬大学の早川由紀夫氏のブログ「早川由紀夫の火山ブログ」から画像を転載させて頂きました。画像Clickで拡大します。
以上ご紹介しましたが、なかなか衝撃的です。但し私は、ここで採らない方が良いとかここで採った方が良いとか言うつもりはありません。あくまでも皆さんが個人の判断で個人で楽しまれればいいことです。自分で採って自分で消費する。お互いにそこを明確にして楽しいキノコ狩りを致しましょうね。
この分布図を見ると首都圏も凄いですなぁ~。
我方はなぜか避けているみたいですが、目に見えないもんだから…。
キノコは腐敗木に生育したものが大丈夫といってましたが。
@マロ7さん、おはようございます。
そうですね、首都圏も汚染されてますねぇ。
腐敗木・・・どうなんでしょうね。土・藁・薪など汚染されてるし。一番問題なのはキノコは放射能を濃縮するということですよね。古殿町や棚倉町は上の地図では0.25~0.5μSv/hゾーンなわけで、それを考えると0.125との境界辺りでも500ベクレル/kgを超えるものも出てきそうです。
今朝のニュースでは会津地方のキノコは出荷停止から除外することにしたと話してましたね。仮に月山の方で採ったキノコだとしても、ウチの家内は恐らく魚沼の「雪国まいたけ」のようなキノコ工場で栽培されたものしか調理してくれないのではと予想してます。(^^;;;
今回の農水省通達で福島県中通り以東がキノコ狩自粛となったのは理解できます。
この図は大雑把で詳細な測定値がかなりな頻度で福島県のHPから出ていますが、中通りの汚染度は斑模様で隣合った市町村でも数値にばらつきがあります。
でも広大な山地の何処で採取したか不明なものですし、キノコの全数検査は不可能ですよね。
ところで、では何処で採ったものが安全かの指標ですが、現在は毎時0.1μ㏜が基準かな? と個人的には思っています。この数値の市町村で採取されたキノコの汚染度を他県でも公表して欲しいものです。
@SONEさん、おはようございます。
Mapになっていると視覚的に分かりやすいですけどね。
まぁ、本文でも書いたけど個人で楽しむぶんには自分で納得すれば良いです。問題は山あいの旅館や民宿等で自分で採取してお客さんに供するとか、キノコ達人が採取したものを直売するとかそういう類のものですよね。検査が行き届きにくいものがあります。
ウチのかみさん、予想通りに昨日「野生のキノコは調理しない」宣言をしてました。いやはや。