枯草熱とか、花粉症とか・・・

 花粉症という病名がまだ普及しておらず一般的には枯草熱(こそうねつ)と言われていた頃。私が発症したのはまさにセピア色のそんな時代である。くしゃみと鼻水が一年中止まらず微熱も出る、きっと治らない慢性の風邪を患っているのだろうと子ども心にも既に達観していた。  現在は3・4月の杉花粉の時期から5・6月の笹(筍)藪漕ぎに一つのピークがあり、稲刈り後の10月頃に二つ目のピークを迎え、降雪後の3ヶ月間のみ沈静化する。  それにしても今年のスギ花粉は凄かった。緑ではなく花をたくさん付けてオレンジ色になっている杉林を多く目にした。あれが風に煽られて埃のように押し寄せるのだから堪ったものではない。今年初めて花粉症になったという人の話を随分と耳にする。  かつて使用していたレンズの外側に革の風防が付いている花粉症用サングラス。以前、コンタクトレンズを使用している時に山歩きにと購入したのだが、眼鏡に変えてからは机の引出しの奥に仕舞い込んでいたものだ。 kafunglass  今シーズン、まだまだ活躍する機会はあるのだが、裸眼で0.08の視力では度が入っていないサングラスは危ないだろうか。でも、眼鏡をかけていても歩きながら景色を見てるからよくコケているんじゃないという山仲間の声も聞こえてきそうだ。
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  • コメント (4)
    • sone
    • 2009年 4月 16日 7:32pm

    私も花粉症歴31年の大ベテランです(苦笑)…みいらさんと同じ位か?
    加齢により症状は少し和らいできた兆候がありますが、今年は飛散が多く、薬が手放せない状態でした。
    花粉が怖くて山歩きが出来ない!と言うのも自分としては癪なので、今の時期でも果敢に里山歩きをしていますが、家に閉じこもっている時より、運動している時の方が症状は改善されるみたいです。(マスクは苦しくなるので着けません。)
    しかしながら国策として杉の拡大造林をしてきた、当時の政府の責任が全く問われないのは納得がいきません。花粉症は今や国民病じゃないですか! :evil:

    • スズ7
    • 2009年 4月 16日 9:32pm

    今年は暖冬で木々も春が来たなぁと勘違いして花粉の準備をはじめたとかね。
    我は3月初めに来てそれ以来小康状態、それが4月初めに再来襲…
    これは日本だけなんでしょうかね。
    中国、アフリカでもあるのかな。
    それにしても、お二人さんは大先輩でございました(;゚゚)

    • みいら
    • 2009年 4月 16日 10:30pm

    soneさんお晩です。
    31年の「1」にsoneさんの拘りを感じますなあ。(爆
    派遣切りで職探しの方に杉の木を伐採させるなんて話を聞いてちと憤ってました。

    マスクをして山に行きたくないんだけど、コシアブラがタケノコが・・・・。 :oops:

    • みいら
    • 2009年 4月 16日 10:42pm

    スズ7さん、お晩です。もうかれこれ40年ですね。年によって違うんだけど今年は最低です。
    寄生虫博士の話によれば、何やらサナダムシなどの寄生虫が腹の中にいるとなりにくいとか。統計的に正しければ中国やアフリカの罹患者は少ないかもしれませんね。ホントかいな。

    山菜を摘むのにティッシュを出すのが早いか、洟が垂れてしまうのが早いかと言う汚い話になってしまいます。独りで山菜を採りに行く理由がここにあります。(爆