晴恨雨読
昨日の日曜も狙ったように雨。ここまで日曜度に雨が続くと何か悪意を感じます。
ということでこの休みも読書三昧。
前回、「秋の峰入りは母胎内に宿り出生する事の追体験」という投稿をしましたが、それに関連して読んでいた「胎児の世界」三木成夫著(中公新書)の読み残しを片付け、西補陀落の記述があるとSONEさんに教えて頂いた「庄内の秘境を訪ねて」庄司秀春著(六兵衛館)を図書館で借りてきて昨日の内にやっつけました。
記載されていた西補陀落への道は筍採りの山菜道のようでありました。
それにしても月曜日の今日は素晴らしい秋晴れでした。ちょっと一日ずれてくれればと恨めしく空を眺めました。
しかし本当に恨めしい長雨ですね。それでも小生は適当に山で遊んでいますが・・・(苦笑)
でも雨の一日は読書に当てるのも楽しいものですね。
小生の山の選択基準はガイドブックでなく、山岳紀行文によるものが多いので、本を読みながらどんな山かを想像して自分が登った気になっています。
「庄内の秘境を訪ねて」読まれましたか。つまみ食い的に山に登っている自分と比較すると、土着的に一つの地域や県の知られざる山々を愛して登られている、その著者の庄司さんやみいらさんを私は尊敬の念を持って見ております。
いえいえ、とんでもない。
雨が降れば山に登る気力が失せるし、県外の山に出かける行動力もないしで、私はどうしようもない軟弱者です。
最近はネット検索でも素晴らしい山行記を見る事がありますね。
様々な情報を手に入れられるようになって本当に便利になりました。
さて、次の日曜こそ・・・。