お勉強

民俗学者、五来 重(ごらいしげる)の修験に関する書籍。左の単行本は講義と質疑応答、中央の選書と右の文庫、カバーは全然違いますが中身は同じで講義を文字に起こしたもの。修験道にある「覗き」等が解説してあります。自ら地獄行を実践しており説得力があります。 峰入りについての解説もありまして、「羽黒修験の十界修行」の講では、羽黒では「春峰」は寒くて峰入りができないので集まって酒飲みをするのが「春峰」とか。山伏は何か行事があると酒飲みをするらしく、「延年」は酒の席での芸比べからきているそうな。 さて、来月初めに山部の山行が予定されていますが、先週久しぶりにお寺での葬儀に出かけて正座をしたら、またぞろ膝がヤバい状態になってしまいました。私も毎週「春峰」行をやっていますが、この膝では延年もできないなあ・・・。
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  • コメント (6)
  1. 酒飲みも修行とは…、嬉しい。(笑)
    面白そうな本ですね。近々読んでみます。
    膝、お大事に。

    • みいら
    • 2012年 2月 20日 3:02am

    @morinoさん、 おはようございます。
    集まるとすぐ直会と言うのは、我が業界と似てたりします。(^^;;
    読後は芸比べとか験比べとか、負けず嫌いでお茶目な山伏の姿が浮かんできます。

    • マロ7
    • 2012年 2月 20日 6:32pm

    あらら、春なのに膝がヤバい状態とは…無理しないで養生ですね。
    文字を見ると、眠くなるので今度は要約で教えてくださいませ。(^o^)

  2. 難しそうな本ですね。
    月山で白装束のみなさんに小魚チップを差し上げてしまい、
    魚を食べて良かったのだろうか・・・と後で反省したことがあります(^_^;)

    • みいら
    • 2012年 2月 21日 2:37pm

    @マロ7さん、こんにちは。

    膝はもう仕方ないですなあ。誤魔化し誤魔化し使っていくしかありません。

    最近、読んだ内容をいつまでも覚えていられなくなりました。(爆

    • みいら
    • 2012年 2月 21日 5:37pm

    @ナカシィさん、こんにちは。
    言葉が平易なので分かりやすいですよ。

    地形図にない踏み跡を辿ると古い祠があったりして、古人が何を考えて登っていたのかななんて想いを馳せることが数年前から多くなり修験道に興味を持ち始めたのでした。
    山形は出羽三山に限らず修験の山がたくさんあるので興味が尽きません。

    あ、山伏はベジタリアンじゃないから大丈夫かも。