瀧山 大滝コースから
瀧山 (大滝コースから乳母神コース周回) 2003/10/19 |
西蔵王放牧場P→0:10→うがい場→0:15→900標識→0:48→1199ピーク(高森山)→0:07→分岐→0:22→うがい場→0:10→西蔵王放牧場P 計1時間52分 (休憩含まず 単独) 1/25,000地形図(笹谷峠) |
メインコースである乳母神を登る際、うがい場には「大滝コース(難路)」という標識があり分岐している。以前から気にはなっていたが、近過ぎるためか距離が短いせいかずっと後回しにしてきており、漸く今回登ることにした。登り始める時間が遅かったため山頂には登らず周回してきたが、大滝コースの概要は伝えられると思い報告する。 |
西蔵王放牧場では駐車場を整備するのか工事中であった。家族連れのハイカーが紅葉狩りに来ている。 |
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駐車場から放牧場の中央へと延びている舗装道路を登っていく。 |
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大山桜が程よく色付いている。駐車場から20分ほどでうがい場に着く。うがい場はメインルートである乳母神コースと大滝コースの分岐になる。 |
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うがい場から直ぐ涸れ沢をまたぎ、熊がいそうな荒れた雑木林を進むと間もなく杉林になる。 |
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杉林を過ぎると道は最初にまたいだ涸れ沢の左岸沿いの道になる。 |
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900に標識がある。この辺りから道ははっきりせず沢の中を進むようになるが、赤テープが巻いてあったりする。テープを見つけられなくても、沢をそのまま詰めていけば間違いない。
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黄紅葉が綺麗だ。Click |
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何の木だろうか、伸びやかさが気持ちいい。Click
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沢を登っていくと1000で写真の崖に行き当たる。僅かに水の流れ落ちる音がするのでここが大滝であろうか。ここからは崖の左の斜面を上がり、大きく高巻いて右へトラバースする。道が消えているので要注意。Click |
崖を高巻いて大滝へと落ちていく沢を渉るところ。右手にしっかりとした道がついている。ここから少しの間トラバース道となる。 |
ここまで来ると山形市内が俯瞰できる。 |
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1040辺りで左に折れロープが張ってある尾根を直登するようになる。
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右上の写真から僅かに登ると石橋に出る。右側の崖は大室(オムロ)となっているが足許が悪いため恐くて覗けない。 |
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急斜面でステップがなくズルズル滑ってしまう上にホールドするものがないため、ロープがないと登れないことがわかる。スパイク長靴を履いていてもこれだけ滑るのだから、登山靴では尚更であろう。ロープは1199ピーク直下まで続く。
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林間から瀧山を望む。 | |
上半身が疲れてきた頃1199ピーク(高森山)に着く。厳密には山頂は通らず北側を巻く。
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高森山からは快適な尾根歩き。ブナは葉を落とし冬の準備だ。 |
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1215で分岐。時間に余裕がないため今回は山頂へは行かずに下山することにする。
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ブナ林 |
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乳母神。
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色づき良い雰囲気の登山道。Click
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帰り際、放牧場に牛を見つける。Click 今回このルートを歩いてみての感想だが、滑りやすい急斜面ということで下山には適さないということ、途中、標高差160mをロープを伝って登らなければならないため筋力の弱い女性にはきついだろうということ、崖を高巻く部分の道がはっきりしないこと等。入られる場合は少し参考にされるといいかもしれません。 |
昨夜,このブログを見つけ,参考にさせていただき,本日,大滝コースをたどってみました。
現在は通行禁止の措置がなされていますが,直登のロープ等は,怪しいながらも残されており,使用出来る状態です。
ただ,大滝までは踏跡もはっきりしていますが,そこから先は倒木によるコース消失が著しく,コースをたどるのは難しいかもしれません。
直近の状況をお知らせし,情報提供の御礼に代えさせていただきます。
@marikatsuさま 、初めまして。コメントありがとうございます。
大滝コースのレポートは6年前。間もなく通行禁止になったのでだいぶ荒れていたでしょうね。当時は大滝を高巻く部分だけが崩落して他はしっかり道がついていたのでしたが 、高森山までの道も荒廃しているとなると完全に廃道ですね。前滝コースも整備されないようで残念です。
古い情報のままで修正もせずに不精しておりました。裏通りマニアの方々への貴重な情報提供ありがとうございました。今後とも宜しくお願いします。
今日、大滝から瀧山に登りました。滝に向かって右側の崖を登ってヤセ尾根を藪漕ぎして登るとロープのある所に出ました。滝の左からトラバースするとは知りませんでした。かなり急で足場も悪く緊張しました。
@HITOIKIさん、こんにちは。
大滝コースを歩かれたとのこと、お疲れ様でした。
滝の左という記述ですが、崩れる前にはこちらに道がついてたであろう痕跡があるというだけです。当時もかなりしんどい思いをしてトラバースしました。
入山禁止になってますので、もう取りつきやすい部分はありませんね。
大滝コースの現状を把握の為、竜山山頂から大滝に降りてきました。上から二つ目堰堤から道はなくなり藪漕ぎです、一部ルートにサルトリイバラの庭園があり根性がはいります。不思議なことに途中新しいトラロープ(素手では滑ります)が設置してありました。基本的に人をつれて行くべきではないと思います。