瀧山(羽竜沼から姥神コース周回)
冬枯れの晴天の下、藪漕ぎをしてきました。
当初のルートは羽竜沼から直登し、帰路は大滝コースで下山の予定でしたが、大滝コースの分岐はかつて登山道だったとは思えないほどブッシュ化して思わず通り過ぎてしまうほど荒廃していたので乳母神コースで下山致しました。山仲間のSONEさんに、このコースを登る時は声をかけてと言われていたのを思い出し、山部とSONE部の都合9名の賑やかな山行となりました。
平清水や岩波辺りを滝山地区と呼びますが、滝山地区の古老によると車がまだ普及する前は地区から歩いて羽竜沼から山頂に上がり、山頂から竜山ゲレンデに下って蔵王温泉で湯治したとのこと。そのために地区の青年団は下刈りをして整備をしていたのだそうだ。湯治から戻る際は瀧山を登り返さずに同志平経由で長峯林道を辿り家に戻ったのだそうだ。
14年前に登った時よりもコースははるかに藪化し、放牧場から羽竜沼に抜ける道に至っては完全に消失してしまっていました。蔵王温泉へのルートであった当時の名残りは全くなく、時の流れを感じさせられた山行でした。