先日の連休に秋保に行って来たお客さんから、「お店に寄ったら、近々、秋保と山寺を繋ぐ道路が開通するよ、と言ってたけど、知ってた?」と言われました。
新しい道路を切っているはずはなく、そうだとすれば二口林道が整備されたのかな、でも新聞等の報道はない。本当なのかちょっとぐぐってみたところ、ありました。
30日、二口林道12年ぶり全通 通行止め解除(10/8 河北新報)
宮城県は7日、1999年以来通行止めとなっていた林道「二口線」(仙台市太白区秋保―山形市山寺)の利用を今月30日に全線で再開すると発表した。秋保温泉と山寺の両観光地が、12年ぶりに最短距離で結ばれる。
二口林道は全長約19キロ(宮城県側約10キロ、山形県側約9キロ)。今回、秋保の「白糸の滝」付近の規制ゲートから県境までの5キロ区間の通行止めを解除する。
山形県側は全て舗装済みだが、宮城県側は一部を除き砂利道で、道路幅は狭い場所で4メートル程度。マイクロバス以上の大型車両は通行できない。車の擦れ違いは待避所で行う。
仙台、山形両市を結ぶルートは、山形自動車道、国道48号と合わせ3本になる。冬期間は閉鎖する。時期は山形県と調整して決定する方針。(引用終了)
情報は本当だった!でも、殆どの山形県民は知らないのではないか?
そんなところに、某観光協会設置のインフォメーションセンターに勤務しているお客さんが来たので、知っているかどうか聞いてみたところ、当然というかご存知でありました。そして続けた言葉に呆然としてしまいました。
「
のだそうですよ。」
呆れてしまいますなあ。道路は繋がって初めて機能する訳で。広報すれば山寺に寄る人も増えるであろうに。
こういうのを「お役所仕事」と言うのでしょうなあ。
何はともあれ30日には開通致します。宮城と山形のアクセスが増えるのは喜ばしい限りです。冬期通行止めになる前に一度通ってみよう。
【追記】
漸く山形新聞にも記事が掲載されましたのでご紹介します。
二口林道、30日に全線開通 11月7日から冬季閉鎖、8日間の再開(山形新聞10/13)
通行止めになっている林道「二口線」。30日から全線開通となる=仙台市太白区・市営キャンプ場前 山形市山寺と仙台市太白区秋保町を結ぶ林道「二口線」が今月30日、全線開通する。豪雨災害の影響で宮城県側が長く通行止めとなっていたが、本格的な改良工事が近く完了。もともと冬季間は閉鎖されており、今シーズンは11月7日から再び通行止めとなる。わずか8日間の再開だが、紅葉の時季でもあり、両県民にとっては待ち遠しい開通。ただ、狭い砂利道も多く、走行には注意が必要だ。