「山の恵みの映画たち」
金曜日から山形国際ドキュメンタリー映画祭2015プレイベント「山の恵みの映画たち」が開催されておりましたが。この土日はその中から二つの映画を見てきました。
まずは「越後奥三面 山に生かされた日々」。
ダムに沈む前の奥三面集落に住む人々の、山の神を敬い山と共に生きる姿を葛藤を交えながら淡々と綴っておりました。
そして日曜日は 「修験 羽黒山秋の峰」。他言禁制の秘行「秋の峰」の初めての完全記録。
荒澤寺正善院住職の島津弘海氏が、行の指導者たちの高齢化という現実から、今の内に正しく後世に伝えたい、本来の姿を記録したいと考え撮影されました。修験は果たして存続する価値があるのかと、世に問うことを決心し制作されたものだそうです。今は神社から撮影NGが出されており、最初で最後の映像になるかもしれないとのことです。